MeldaProduction社のMAutoAlignはトラック間の位相問題の解消に活躍してくれる便利プラグイン。
基本的にはどんなサウンドソースにも使えますが、特にキックやベースなど位相ズレを起こしやすいパートで効果を発揮します。
ミックス時、イコライジングを整えてもキックやベースがスッキリと抜けてこないという時に試して欲しいプラグインです。
操作も簡単で価格もお手頃なので、プロ・アマ問わず持っていて損はありません。
- MIXに迫力が出ない、音量が稼げなくて悩んでいる
- キックやベースの抜けを良くしたい
- サウンドにまとまりを出したい
MAutoAlignセール情報
●MeldaProduction Summer Sale
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MAutoAlign
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MAutoAlignの特徴
MAutoAlignはトラック間の位相ズレを最適化して聴きやすくしてくれるプラグインです。
音の波形はオーディオにするとわかりますが、音が波のようになっています。
この波形は音によって違いがあるのですが、例えば同じ波形同士が逆位相になると音を打ち消しあってしまう現象が起こります。
楽曲の中には様々な波形を持つサウンドが含まれるため、いくつかの波形の位相ズレによって打ち消し合うような状態に干渉してしまうと、ミックスをしていても音抜けも悪くなりますし、アタックやパワー間が失われてしまいます。
一般的な位相問題はドラムレコーディング、アコースティックギター、エレキギターなど複数のマイクを立ててレコーディングすると起きやすく、ミックスエンジニアにとって位相ズレを調整するのは必須の作業です。
また、DTMの場合でもソフト側でレイテンシーを調整できるものの、すべての音源をレイテンシーゼロに整えるのは難しいため、同じタイミングで発音していても位相に問題が起きてしまっているというケースも少なくありません。
そこで、この位相問題を解消してくれるのが、MAutoAlignです。
シンプルな操作で指定したトラック間の位相を自動で調整してくれます。
備えている機能は、
- トラック間の位相問題(遅延や極性反転)を自動で検出して調整
- MAutoAlignを立ち上げたトラックを一括(最大8チャンネル)で調整可能
- 各レイテンシーの状態をチェックできるメーター搭載
- グループを分けて位相調整が可能
- バイパスボタン搭載
- アナライズする際の再生時間の調整可能
というように非常にシンプルでわかりやすいです。
MAutoAlignの使い方
MAutoAlignの使い方は非常にシンプル。
MAutoAlignを位相調整をしたいトラックに立ち上げてサウンドを再生しながらアナライズボタンを押すだけで自動で音を解析してレイテンシー調整を行ってくれます。
【使用時のポイント】
- 使用するトラックはオーディオ波形にする(MIDI音源だと厳密には再生の度に発音タイミングが変わるため効果が得られにくいため)
- アナライズボタンを先に押すのではなく、再生ボタンを押してからアナライズボタンを押す
- 再生をしてアナライズした箇所を元にレイテンシー調整を行うので、一つのトラックの中で様々な音が鳴るトラックには向かない
という点に注意しましょう。
Sleepfeaksさんの解説動画が非常にわかりやすいです。
仕様・プラグイン動作条件
【OS】
Mac:Mac OS X 10.9以降(64bitのみ)
Windows:Windows Vista / 7/8/10 (32ビットまたは64ビット)
【プラグインフォーマット】VST / VST3 / AU / AAXプラグイン
販売ショップ・購入ページ
「MAutoAlign」はにマルチマイクでレコーディングしている生楽器サウンドを使っている人は良さを感じやすいと思います。
また、複数のキックやサブベースを重ねるクラブミュージック系の場合は楽曲全体に使うのも良いですが、キックとベースの位相を調整するだけで楽曲の重心がしっかりと下がって抜けが良くなります。
エフェクターのように大きくサウンドを変化させるプラグインではありませんが、実際に使ってみると、使用前後では楽曲のアタック感や抜け、明瞭度がアップするのがわかります。
丁寧にミックスをしていてもキックやベースが抜けてこないというような場合は試す価値ありなので「MAutoAlign」を試してみてください。