Audio Damage社の「Phosphor 3」はビンテージシンセの「alphaSyntauri」をモデリングしたプラグインです。
Phosphor 3の基になっている「alphaSyntauri」は80年代前半のデジタルアディティブシンセで、非常にクラシックなコンピューター「Apple IIe」を使って操作するシンセです。
往年のテクノアーティストが使っていたようなロボティックなサウンドが特徴です。
- 最新のシンセには無いユニークなサウンドが鳴らしたい
- チップチューンな楽曲を作っている
- ロボティックなサウンドを取り入れたい
- オールドスクールなテクノを作りたい
- 【プラグイン】Zynaptiq「Orange Vocoder Nano」(ボコーダー)通常$49
- 【プラグイン】AIR Music Technology「Solina」(ボーカル音源)通常$99
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Phosphor 3の特徴
Phosphor 3は80年代初頭に注目を浴びたビンテージデジタルアディティブシンセ「alphaSyntauri」をモデルにしたシンセです。
alphaSyntauriの操作には「Apple IIe」が必要でしたが、今回のモデル化によってDAWで直接、alphaSyntauriサウンドが鳴らせます。
▼alphaSyntauriの実機動画
「Apple IIe」も映っています。パソコンに音符情報を入力したり、プリセットサウンドを呼び出す仕組みです。
新たに現代へと蘇ったalphaSyntauriサウンドが鳴らせるPhosphor 3は
- ウェーブテーブルオシレーター、ノイズジェネレーター、アンプエンベロープ、ディレイライン、レベルとパンが調整できる2つのボイス搭載
- アディティブシンセシスウェーブテーブルオシレーター:16、32、64のパーシャル(調波・倍音)を搭載・個々のレベルスライダーを上下させて音を調整
- ホワイトノイズとシフトレジスタノイズが鳴らせるノイズジェネレーター
- オリジナルのソニックを反映した低解像度モードと現代サウンドに対応するような高解像度設定から選択できる
- 低解像度モード(ビンテージモード)ではデジタルアーテxファクトとディストーションが追加される
- 2つのボイスはお互いの周波数をモジュレートできるクロスモジュレーション
- ポリ/モノで演奏できる音声モード
- 拡張されたLFOオプション
- MPE(MIDI Polyphonic Expression)サポート※MPEは従来のMIDIよりも柔軟なコントロールができる新しいMIDI規格です。
- 平均律以外のチューニングに対応するTUNファイルをサポート
- 新たなプリセット収録
という内容。
基本となるサウンドは加算合成シンセによる複雑な音やオリジナリティのあるサウンドメイクです。倍音が強くギラギラしたサウンドやベルのようなキラっとしたサウンドなども作れます。
さらにLFOを組み合わせたモジュレーションで目まぐるしく動くサウンドも作れるので、音作りを楽しめるシンセです。
アディティブシンセシスは複数の正弦波を足して音色を合成する加算合成シンセです。正弦波を重ねていくことで複雑な音が鳴らせる他、金属っぽい音など、様々な音が作れます。
推奨システム環境
【対応OS】
- Mac :OS X 10.12以降(Universal Binary 2 Payload、M1 Mac対応)※64bit
- Windows:Windows 8.1以降※64bit
- iLOKによるアクティベート
【プラグインフォーマット】
Audio Units, VST3, AAX
まとめ・販売ショップ
Audio Damage社のPhosphor 3はalphaSyntauriをモデル化したユニークなシンセですが、実際に使ってみると加算合成シンセらしい音作りができるシンセ好きにはたまらないプラグインです。
是非チェックしてみてください!