Embody社の「Immerse Virtual Studio」は、所有しているヘッドホンのリスニング環境を実際のプロスタジオに居るような仮想環境に変化させるリファレンス系プラグイン。
普段、ヘッドホンでミックスをしている人で自分のヘッドフォンの特性を理解している人は多くないかもしれません。
自分のヘッドホンで聴いたら良い感じなのに、別のモニターやヘッドホンで聴くと、イメージと違った音になっている。。そんな悩みがある人はEmbody Immerse社のプラグインをチェックしてみるのがおすすめです。
Immerse Virtual Studioは使用しているヘッドホンのサウンドを実在の有名スタジオのサウンドに置き換えてモニタリングを向上させてくれます。スタジオは複数用意されており、聴き比べて楽曲の傾向のチェックもできたりと、ヘッドホンだけのミックスでもバランスの取れたサウンドに仕上げやすくなります。
- 普段、ヘッドホンでミックスをしている
- ヘッドホンでミックスした曲が聴くモニターやイヤホンによってイメージと違うサウンドになって悩んでいる
- リファレンスとなるサウンドが知りたい
●Plugin Boutique’s 10th Anniversary: Embody Immerse Sale
【期間】2022年2月14日〜2月28日
【開催ショップ】プラグインブティック
Embody社のバーチャルリファレンスプラグインが40%オフのセール
・Immerse Virtual Studio | All Access
【価格】50,732円(税込) → 40%オフ 30,389円(税込)
>> 販売ページ
・Immerse Virtual Studio | Audio-Technica
【価格】25,303円(税込) → 40%オフ 15,131円(税込)
>> 販売ページ
※日本円価格は為替変動の影響により、掲載時と異なる場合があります。最新の価格はセールページでご確認ください。
- 【プラグイン】Universal Audio「Oxide Tape Recorder」(テープエミュレーター)通常$149
- 【プラグイン】iZotope「Nectar 4 Elements」(ボーカルプロセッサー)通常$49
- 【プラグイン】Karanyi Sounds「Vapor Keys」(ソフトシンセ)通常$49
- 【プラグイン】Pitch Innovations「Rhythm Box」(ドラム音源)通常$29
- 購入価格の5%のバーチャルキャッシュ(サイト内で使える通貨)が£(ポンド)でもらえる
- リワードトークン(プリセットやクーポン、バーチャルキャッシュと交換できるポイント)がもらえる
Embody Immerse Virtual Studioの特徴
ヘッドホンのサウンドを、実在のスタジオで測定した数値に基づいて作られたバーチャルスタジオのサウンドに置き換えることが可能。
複数のスタジオのサウンドでミックスがどのように鳴るかチェックできるので、自分のミックスの傾向もチェックできます。
Immerse Virtual Studioには、
- Immerse Virtual Studio All Access: 複数のヘッドホンメーカーに対応した上位版
- Immerse Virtual Studio Audio-Technica:オーディオテクニカのヘッドホン対応版
の2つのバージョンが用意されています。
Immerse Virtual Studio | All Access(上位版)
Immerse Virtual Studioは使用しているヘッドフォンで実際のプロスタジオのサウンドを再現するバーチャルスタジオを備えたリファレンス・ミックスサポートプラグインです。
しかもただバーチャルスタジオにサウンドを変化させるのではなく、スマホのカメラで自分の耳を撮影して、Immerse Virtual StudioのAIに送信するとAIがヘッドフォンのミキシング環境をユーザーごとにオーダーメイドしてくれる驚きの機能です。
- ヘッドホンのサウンドをバーチャルスタジオに変化
- ユーザーの右耳の形を解析して、HRTFプロファイルを作成、バーチャルスタジオの測定値と組み合わせてサウンド環境をカスタマイズ
- 作成されたヘッドフォンプリセットはEQ調整可能
- RMSメーター・LUFSメーターの選択可能
- Apple M1対応
- 複数の対応ヘッドホンが用意されている(非対応の場合は汎用ヘッドホンプリセットを使用、Embody社にリクエストの送信も可能)
- AKG:K701、Q701
- AUDZE:LCD-1、LCD-2、LCD-2C、LCD-2 Closed、LCD-3、LCD-4、LCD-4z、LCD-X、LCD-XC、LCD-MX4
- AUDIO-THECHNICA:ATH-M40x、ATH-M50x、ATH-M70x、ATH-R70x
- BEYERDYNAMIC:DT770 Pro、DT990 Pro、DT1770 Pro、DT1990 Pro、Xelento Remote
- SENNHEISER:HD 280 Pro、HD 600、HD 650
- SONY:MDR-7506
用意されているスタジオは5つ
Immerse Virtual Studioに用意されているスタジオは5種類あります。
Echo Bar Studios(エコーバースタジオ)
Echo BarスタジオはノースハリウッドにあるErik Reichers&BobHornが運営するスタジオです。Erik ReichersとBobHornの二人は過去にマイケル・ジャクソン、スヌープ・ドッグ、ドクター・ドレー、アッシャー、ティンバランド、スウェー・リー、マシュメロ、JJリン、BTSなど超有名アーティストのプロデュースやミキシングを行ってきた実績があります。
Diamond Control Room(ダイヤモンド・コントロール・ルーム)
Diamond Control Roomは、カリフォルニア州エメリービルのSAE Expression College内にあるスタジオです。
スタジオの中心にはクラシックなSSL 9000J 64チャンネルコンソールが設置されていて、MeyerとDynaudioのモニタースピーカーが特徴です。
Spitfire Studio(スピットファイア・スタジオ)
カリフォルニア州ロサンゼルスにあるSpitfireスタジオはエアロスミス、リック・スプリングフィールド、エース・フレリー、スラッシュ、ダニエル・パウター、トレバー・ホール、ブラック・ヴェイル・ブライズといった超有名アーティストがミキシングやセッションに使用しています。
Music Friends Studio(ミュージックフレンズ・スタジオ)
ロサンゼルスのEagle Rock地区にあるMusic Friends Recording Studioです。
こちらのスタジオもKeisha、Alanis Morissette、Ziggy Marleyから、Bad Religion、All American Rejects、M83、Cherry Glazerrといったビッグアーティストがレコーディングやミキシングセッションを行っています。
Immerse Virtual Studio | All Access
>> 販売ページ
Immerse Virtual Studio | Audio-Technica(オーディオテクニカ版)
Immerse Virtual Studio | Audio-Technicaはオーディオテクニカのヘッドホンを使用している人向けバージョンです。
Immerse Virtual StudioのAll Accessは複数メーカーのヘッドホンが対象ですが、オーディオテクニカのヘッドホンを使用している人ならこちらのバージョンが価格的にもお得です。
AUDIO-THECHNICA:ATH-M40x、ATH-M50x、ATH-M70x、ATH-R70x
・Immerse Virtual Studio | Audio-Technica
>> 販売ページ
システム要求
【対応OS】
・MacOS:10.9x以上
※AppleM1用に最適化(AppleM1ユーザーは、CPU使用率を大幅に削減した高速で信頼性の高い空間ミキシングができる )
・Windows:Win10以降
【スペック】
・メモリ:4GB
・ディスク容量:150MB
【フォーマット】
VST、VST3、AAX Native、AU
Embody社Immerse Virtual Studioのセールまとめ
DTMでミックスの問題点やサウンドの鳴りを確認するのにモニター環境はとても重要。下手なミックスプラグインを使うぐらいなら良質なモニターがある方がバランスの取れたミックスができるくらいです。
でも日本の住宅事情ではDTMによるミックスをスタジオのようにラージモニターを使って行うのは難しいですよね。そんなDTMerが抱える悩みの解消に役立つのが、Immerse Virtual Studioのようなリファレンス系プラグインです。
ヘッドホンでのミックスだけで思うようなミックスにならない、リファレンスになるサウンドが欲しいという人はImmerse Virtual Studioは要チェックです!
【画像出典】Plugin Boutique