UVIのフラグシップシンセ音源「Falcon」の新バージョン「Falcon 3」は、Falcon 2までの機能に加えて新たなオシレーターやエフェクト、シーケンサー、豊富なプリセットを備えてパワーアップしています。
Falcon 2を所有している方は無償でアップグレードできるので、UVI Portalでアップグレードしましょう!
- 劇伴やBGM制作をしている
- 音作りの自由度が高いシンセ音源を使いたい
- プリセットが豊富かつ様々な音が鳴らせるシンセ音源を使いたい
- 拡張性が高いシンセ音源を使いたい
Falcon 3の新機能
- VOSIM、Bowed String、Harmonic Resonatorなどの3つの新オシレーター追加
- Opal、Ladder Filter、Dispersor、Harmonic Resonator FXなどの4つの新エフェクト追加
- MIDI Outモジュールによる任意箇所のMIDI出力に対応
- 新スクリプトによる新しいイベントプロセッシングの提案、UIスナップショット、起動スクリーンなど多数のワークフローの改善
- 新たなプリセット追加
バージョン2までの機能に加えて新たなオシレーターやエフェクト、さらに強化されたアルペジエーター・シーケンサー、さらに外部へのMIDI出力対応することで、Falcon 3内のシーケスを外部音源にルーティングして鳴らすことができるようになるなど、パワーアップしています。
新たなプリセットも追加されており、内部の細かいエディットに自信が無い人でも豊富なサウンドライブラリーによって幅広いジャンルに対応できます。
Falcon 2までの機能はこちらの記事でご紹介しています。
サウンドデモ
3つのオシレーターを追加
Falcon 3には、新たに3つの新しいオシレーターを搭載。現在、合計20のオシレーターを搭載しています。
追加されたオシレーター
- VOSIM(ビンテージ・ボーカル・シンセのトリビュート):ビンテージボーカルシンセを元に作られたFormantとPhonemという2つのモードを搭載しています。
- Bowed String:バーチャルの弓と弦による発音を複数のアーティキュレーションモードを備えています。
- Harmonic Resonator:3つのエキサイターソースレイヤー(トランジェント、テクスチャー、ノイズ)で混ぜた信号をチャンネルのレゾネーターバンクで個別にチューニングできるレゾネーターで処理をするマルチレイヤー・エキサイターです。
【Harmonic Resonatorのデモサウンド動画】
【Bowed Stringのデモサウンド動画】
4つのエフェクトが新たに追加
Falcon 3には4つの新エフェクトが追加されています。
- Opal:定番の光学コンプレッサーを物理モデリングによって再現
- Ladder Filter:東海岸生まれのローパスフィルター
- Harmonic Resonator:レゾネーターバンクのエフェクトバージョン
- Dispersor:可変のスプレッド、周波数、オーダー、ステージを持つトランジェントシェイパー
上記4つに加えて合計100以上のエフェクトが標準搭載されているという一般的なシンセ音源の中でも幅広いサウンドデザインに対応できるように作られています。
1500以上のプリセットが追加
Falcon 3は新たに1500以上のプリセットを追加しています。
さらに各カテゴリー別に主要なパラメーターを調整できるコントロールが割り当てられた新しいUIが用意されているので、詳細なエディットが苦手な人でもサウンドを調整できるように設計されています。
【Falcon 3のプリセットショーケース】
新しいプリセットをチェックしてみましたが、モダンなシンセ系サウンドに収まらず、生楽器をイメージしたようなサウンド、テクスチャ系など、今まで以上にワークステーションに寄った内容という印象でした。
新たなシーケンサー・スクリプトが追加
Falconは様々なイベントプロセッサーを搭載。
バージョン3では、MIDI CC Smoother、Node Arp、Motion Grid、Snowflakesなど、いくつかの新装備と改良されたスクリプトが追加されています。
さらにMIDI Outモジュールの導入によって外部のソフトウェアやハードウェア音源や楽器を制御することができるようになりました。
【シーケンサー機能がチェックできる動画】
ワークスペースが刷新
バージョン3では、UIの改善も行われています。
Workspacesなどの新機能を使用して、UIの状態の保存と呼び出し、カスタマイズされたビュー間を迅速に切り替えが可能に。
そして21の新しいプログラムテンプレートを備えたスタート画面は、ユーザーが音作りをするスタートポイントとして活用できます。
チュートリアル
【ゼロからのパッチ作成】
【Falcon3の10の強力な機能】
Falcon Version 3.1にアップデート!
2024年10月17日付けでFalcon3がFalcon 3.1にアップデートされました。※既存ユーザーは無償でアップデート可能です。
3.1では、プリセットタグやオーディオプレビューなどが使いやすくなった新たなブラウザーが実装されました。
このブラウザーではサウンドやプリセットを効率的に選択できる検索機能やタグ、お気に入り機能などが強化・改善されています。
今までは不便に感じていた音選びが格段に効率アップしたため、クリエイティブなワークフロー&スピードアップを実現。
全てのUVIサウンドバンクや拡張パックがタグ付けされ、ライブラリー間の検索が簡単になりました。
仕様・システム条件
【Mac】
- macOS10.14以降(Intel/ARM)
- Intelプロセッサ(i3 2.7 GHz以上)、4GB RAM(8GBを推奨)
- スタンドアロン、AU、VST、VST3、AAX
【Windows】
- Windows10以降
- Intel(i5)または同等のAMDプロセッサ、8GB RAM(16GBを推奨)
- スタンドアロン、VST2、VST3、またはAAXホスト(64ビットのみ)
- ASIO互換のサウンドカード/オーディオインターフェース
【共通】
- 64ビット
- HDサラウンド対応(モノラルから10.2チャンネル)
- MPE対応
- ファクトリーライブラリー:1.1GB(圧縮UFSサイズ)
【インストール・アクティベーション】
UVI Portal(無料)によるインストール・オーソライズ、iLOK(無料)による認証。
※システム条件は掲載当時の内容となります。最新の対応状況の情報については販売ページ、メーカーページでご確認ください。
まとめ・販売ショップ
Falcon 3はシンセ音源という枠に収まらない様々な機能を備えています。
プリセットの数、高機能なルーティングやシーケンス、充実したエフェクトなど音作りの自由度はバージョン2からさらに強化されており、万能タイプのワークステーションとして、さらに幅広いサウンドデザインを実現してくれます。
とにかく音作りの自由度が高いシンセ音源を使いたい方、オリジナリティのあるサウンドデザインをしたい方は是非チェックしてみてください▽
>> セールページへ
- SONICWIRE
- beatcloud
- 楽天市場
- Rock oN Line eStore
上記の「Amazon・楽天市場での参考価格」よりも安く買える場合があります。各ショップリンク先で最新価格をご確認ください。
Falcon 3のサウンドをさらに拡張してくれるUVIのライブラリー
おすすめのソフトシンセ
過去のセール価格
#Falcon3セール #Falconシンセ