Softube社の「Tape Echoes」は、テープならではのアナログ感をエミュレーションしたディレイプラグインです。
ディレイプラグインには多くの種類がありますが、「Tape Echoes」はダーティーに歪んだ印象を加えたい時に特におすすめです。
ROCK・HIPHOP・ダンストラックはもちろん、クリーンなエコーも再現できるのでメロウな楽曲との相性も抜群です。
Tape Echoesのセール情報
●Softube August Sale
【セール期間】2024年10月1日~10月24日まで(PIBは10月24日夕方まで)
【開催ショップ】プラグインブティック
【セール内容】「Tape Echoes」が40%オフ!
Tape Echoes
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※為替変動の影響により、掲載時の日本円価格と異なる場合があります。最新の価格はセールページでご確認ください。
- 【プラグイン】Universal Audio「Oxide Tape Recorder」(テープエミュレーター)通常$149
- 【プラグイン】iZotope「Nectar 4 Elements」(ボーカルプロセッサー)通常$49
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Tape Echoesの特徴
「Tape Echoes」は名前の通り、テープエコーをエミュレーションしたプラグイン。
クリーンなディレイ感はもちろん、ダーティーなディレイ感にも仕上げられるのが特徴です。
フレーズにアナログな質感で演出したいときや、制作曲のデジタル臭さを抑えたいときにも活躍してくれます。
高品質なアナログエミュレーション技術を持つsoftube製のプラグインの中でも「Tape Echoes」は愛用している人が多い名プラグインです。
デジタルディレイでは得られない温かみのあるエコーは、アナログライクなミックスに欠かせません。
リバーブとは違った空間処理にも使えるので、楽曲に深みを加えるのに役立ちます。
エコーとしての効果に加えて、Drive & Dirt機能ではハードウェア特有のざらついた歪みを加えたり、ワウ、フラッター、ドロップアウトといったテープならではの効果も加えられるので、エフェクティブな使い方も可能。
現代の曲作りで使いやすいテンポシンク機能にも対応するなど、ただのアナログライクなサウンドだけではない利便性も魅力です。
Tape Echoesの使い方
各パラメーターの概要は下記の通りです。
- 【DRIVE】ディストーションの度合いとプリアンプのレベルをコントロール
- 【DIRT】音の揺らぎと速度をコントロール
- 【FEEDBACK】エコー(反響・こだま)の繰り返しの回数・大きさを設定
- 【NUMBER OF ECHO TAPS】何系統のディレイを使用するかを設定。SINGLE・DUAL・TRIPLEから選択
- 【REVERB】リバーブの度合いを設定
- 【DRY/WET】エフェクトと原音のMIX度合いを設定
- 【OUTPUT VOLUME】アウトプットレベルを設定
VUメーター部分のトグルは、下記の3つの機能を選択する際に使います。
- 【VU】DRIVE後の信号レベルを確認できるメーター
- 【IMAGING】エフェクトの音像感を調整する細かく設定可能
- 【FILTERS]】LOW CUTとHIGH CUTのフィルターを細かく設定できる
「DRIVE」ノブを上げるとサチュレーション感やディストーション感が上昇し、ダーティーな印象のエコーになります。
VUメーター下のトグル(スイッチ)を「IMAGING」に設定すると、「STEREO」に設定画面が開きます。
このセクションでは、エコー音をLとRそれぞれ別のDRIVEを鳴らすか、L・RがリンクしたDRIVEにするかを設定できます。
「REVERB」のセクションでは、「BEFORE ECHOS」と「PARALLEL」があり、BEFORE ECHOSはリバーブがかかった音をエコーさせ、PARALLELはエコー効果を使わずにリバーブのみを使えます。
ダーティーな印象を楽曲に加えたいときには、ディストーション系のプラグインを使用する場合も多いですが「Tape Echoes」も選択肢の一つに入れておくと、より表現の幅が広がるのでおすすめです。
プラグイン仕様
【対応OS】
Mac: OSX 10.12以降(64bit)
Windows: Windows 7,8,10(64bit)
【プラグインフォーマット】
VST、VST3、AU、AXX
販売ショップ・購入ページ
「Tape Echoes」はビンテージテープエコーをモデリングしたプラグインなので、往年の実機テープエコーのサウンドを手に入れたい方は要チェックです。
Softubeのエミュレーションのクオリティの高さを体感できるので、実機でなくても十分満足できると思います。
また、Softubeには「Tape」という名前が似ているプラグインがありますが、こちらはテープ独特の温かみを加えるサチュレーションプラグインです。
かけるだけで中低域の密度が上がりほんのりハイが落ちる感じはテープならではという印象。しかも低負荷で軽いことも◎
個人的にはTapeもおすすめなので、楽曲にアナログな温かみを加えたいときやミックスにまとまりを出したいときは是非試してみてください。
この他にもSoftubeのプラグインは即戦力になってくれるものばかり。
Softubeのプラグインはこちらのページでも取り上げているのでチェックしてみてください。