Roland「SH-101 Software Synthesizer」は、同社が1982年に発売したモノフォニックシンセサイザー「SH-101」のソフトウェア版です。
90年代初期のハウスやテクノで広く愛用され、その後の電子音楽のスタイルにも大きく貢献した銘機でもあります。
ソフトウェア版の「SH-101」はオリジナルのサウンドを回路レベルまで精密にモデリングしつつ、ソフトウェア版ならではの利便性も追加搭載。
本家メーカーが再現したSH-101のサウンドを堪能できる素晴らしいソフトシンセとなっています。
SH-101 Software Synthesizerのセール情報
●Roland SH-101 Day Sale
【開催ショップ】
プラグインブティック
【セール期間】
2025年10月1日~11月1日まで(日本時間11月2日夕方まで)
SH-101
【価格】16,047円 (税込) → 50%オフ 7,942円 (税込)
>> セールページへ
※為替変動の影響により、掲載時の日本円価格と異なる場合があります。最新の価格はセールページでご確認ください。
- 【プラグイン】BEATSURFING「RANDOM」(定価119ドル)
- 【プラグイン】BEATSURFING「7DeadlySnares」(定価79ドル)
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SH-101とは?
1982年に発売されたオリジナルの「SH-101」は、当時主流だったシンセサイザーとは異なり、持ち運びやすさやプログラミングの手軽さ、手が届く価格帯であることなどをコンセプトに設計されたシンセサイザーです。
オリジナルの実機はバッテリーで駆動することや、ステージでショルダーキーボードのように演奏できること、さらに本体のカラーが3色(グレー/ブルー/レッド)でリリースされたことでも知られています。






また、3色のカラースキンに加え、System1タイプのGUI表示も可能です。(GUI右上のメニューから変更可能)


オリジナルの実機は、他のシンセサイザーよりもコンパクトなサイズ感でありながら、エッジの聞いた存在感のあるサウンドが特徴で発売当時はニューウェーブなどのジャンルを中心に人気が上昇。
その後、時を経て新たな世代のエレクトロニック系のアーティストに再評価されたことでテクノやハウスなどのジャンルでも広く使われるようになっていきました。
特にテクノ、ハウスなどのジャンルで使われたリード、ベース、アルペジエーターなどのサウンドは非常に象徴的なトーンで、往年のエレクトロニック系ジャンルの曲で「SH-101」のサウンドを聞いたことがある方も多いのではないかと思います。
SH-101 Software Synthesizerの特徴


ソフトウェア版の「SH-101」は、実機のRoland SH-101を回路レベルでモデリングし、ファットなサウンドとアナログハードウェアが持つ個性を忠実に再現されています。
オリジナルのサウンドや機能を再現しているだけでなく、ソフトウェア版ならではの便利な機能が追加搭載。
主に下記の機能が加わり、現代の制作フローに見合う仕様となっています。
- フィルター専用エンベロープを搭載
- 新たに2つのLFO波形が追加
- VCOのオクターブレンジが拡張
- VCAトーンコントロールを搭載
- リバーブ、ビットクラッシャー、テンポディレイなどのエフェクトを搭載
- アルペジエーターのテンポシンクが可能
- オリジナル機の3種類のスキンカラーの変更が可能
機能性・利便性が向上したことで使いやすい仕様であるのはもちろん、サウンドはオリジナルのファットさを彷彿とさせる素晴らしいサウンドを再現してくれています。
サウンドデモ
特にリードとベースでの使用では存在感のあるサウンドを提供してくれます。
また、80年~90年代のゲームサウンドのようなトーンも再現できるので、チップチューン系のトラックを制作している方にもおすすめです。
下記のMusic Trackさんの動画では実機とソフトウェア版を同時使用している様子も確認できるので是非チェックしてみてください▽
全108種類のプリセットを収録
「SH-101」には1Presetと2Presetの2つのBankに分けられた全108種類の即戦力プリセットが収録されています。
1Preset


2Preset


まさに「SH-101」といえばこのサウンド、というようなプリセットが収録されているのでシンセサイザーの音作りが苦手な方でも安心です。
プリセットデモ
SH-101をモデリングしたこの他のシンセプラグイン
「SH-101」をモデリング、及びインスパイアされて制作されたと思われるプラグインは主に下記のような製品があります。
※Roland「SH-101」も含めてピックアップします。
- Roland「SH-101」(定価 $99)
- Softube「Model 82 Sequencing Mono Synth」(定価 $99)
- D16 Group「LUSH-2」(定価 $169)
- TAL「TAL-BassLine-101」(定価 $69)
Roland以外のプラグインでも、各メーカーごとの解釈でDAW環境で使いやすくまとめられているという良い面もあります。
特にSoftube製品に馴染みがある方は、使い勝手の面も重視するなら「Model 82 Sequencing Mono Synth」もおすすめです。
D16 Groupの「LUSH-2」は「SH-101」をモデリングしたプラグインというよりも「SH-101」を含むいくつかのシンセの要素をひとつにまとめたような特徴があり、SH-101系のサウンドを再現するだけでなく更に幅広い用途に使える、という感じです。
仕様・プラグイン動作条件
Windows: Windows 10 (64-bit) or Windows 11
macOS: macOS 11 (Big Sur) or later.
まとめ
「SH-101」を再現、またはモデリングしたプラグインはいくつかありますが、やはりサウンド面やオリジナル機のデザインの再現度などを考慮すると本家メーカーRolandが手掛けた「SH-101」がイチオシです。
テクノ、ハウスを制作している方は特に知っておくべき伝説的な銘機なので是非チェックしてみてください▽
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