Sub Ninjaは、サブベースとキックのミックス時に活躍してくれるビジュアルツールプラグイン(スコーププラグイン)です。
ミックス時にローエンド(超低音域)でどのようなことが起きているのかを詳細に確認できるので、低音域のミックス作業を円滑に、そして理想的に仕上げるためにサポートしてくれる便利なツールになっています。
かなり便利なツールなので期間内に必ず貰っておきましょう!
「Sub Ninja」の特徴・主な機能
「Sub Ninja」は、Spotifyで5億ストリーミングというヒットを記録したEDM DJ/プロデューサー「The Him」氏が開発したプラグイン。
ミックスにおける「低音域のバランス」を整えるためのツールとして新たに作られたプラグインで、TiestoやThe Chainsmokers、Martin Garrix、Miley Cyrusなどのリミキサーを務めたThe Him氏のプロデューサーツールをそのまま使うことができるのは非常に魅力です。
96秒でわかるSUB NINJAの特徴解説
上下2つの画面で様々なオーディオの状況を視覚的に把握できる
ビジュアライザーに「L/Rの波形」「MID/SIDEの波形」など確認したいオーディオを表示させ、詳細なモニタリングが可能。
表示される波形の長さを調整して、プロジェクトのBPMに同期させることも可能です。
波形での視覚化でミックスを円滑に
Sub Ninjaは波形で視覚化されます。一般的なスペクトラムアナライザーでは不便に感じる低域管理も、波形で確認すると把握しやすい面があります。
今まで低音域の処理が苦手に感じていたのなら「Sub Ninja」での処理にチャレンジしてみてください。
インスタントフィルターコントロール
画面上部の「FREQ」の周波数を変更することでローパスフィルターを適用し、低音域だけを表示させられます。
下にドラッグすると指定した周波数(仮にベース帯域)の状況が詳細に視覚化され、キックやベースの帯域を細かくチェックできます。
また、「LENGTH」のメニューでキックの音価(長さ)をチェックし、キックとキックの間のベースがどのように生かされているか、サイドチェインの効果は適切か?など視覚的に把握できます。
ズームアップにより微細な波形まで確認可能
垂直・水平ズームでサンプルレベルまでズームすることが可能です。
非常に鮮明で、直感的に詳細な波形解析ができます。
TIPS動画
The Him氏本人が実際に「Sub Ninja」の活用法を解説してくれています。(英語字幕翻訳で閲覧できます)
実際に使用してみると、ローエンドをまとめたバス・トラックの処理や、マスタリング時の低音域の処理時に、サブベースとキックのバランスを詳細まで確認でき、ミックスの仕上がりもぐっと理想に近づきます。
長時間の作業後、耳だけでは判断できないときにも頼れる存在になってくれるはずです。
仕様・プラグイン要件
【OS】Windows・Mac
【プラグインフォーマット】VST3、AU、AAX
販売ショップ・購入ページ
ミックス時、低音域の処理に悩みがある場合は是非使ってみてください。
作業時間をぐっと軽減できるはずです!
●Sub Ninja($29.99)
Thehim.com 公式サイト
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