Audiolatry「FunkBass」はシンプルなベーストラックを作成するのに便利なエレキベースとシンセベースを収録した無料のベース音源です。
アーティキュレーションによるリアルなベースプレイを表現するようなタイプではありませんが、シンプルなベースラインを作成するために開発されています。
バージョン3になってエレキベースの他に、ハードウェアからサウンプリングされたシンセベースのサウンドが追加されており、収録プリセットは21種類まで増加。ファンク、ポップ、ソウル、RnB、EDMなどのジャンルで扱いやすいベースサウンドが収録されています。
Audiolatry「FunkBass」
- サイズ 266 MB / ダウンロード サイズ 184 MB
- 21 個のエレクトリック/シンセベースのマルチサンプルプリセット内蔵
- シンプルで扱いやすいGUI
- ゲインとパンを備えたグローバルセクション
- キャビネットエミュレーションを備えたディストーションセクション
- モジュレーションセクション
- ボイスモードとグライド調整
- フィルターカットオフ
- ロイヤリティーフリー
シンプルで扱いやすいGUI
FunkBassはシンプルなGUIで、それぞれの機能も一つのページにまとめられており、直感的に扱えるベース音源です。
各種機能
FunkBassの機能は、
- グローバルセクション
- ディストーションセクション
- モジュレーションセクション
- ボイス・フィルターセクション
以上の4つに分かれています。
グローバルセクション
グローバルセクションでは、FunkBass全体のボリューム、パンの調整に加えて、サウンドのアタックとリリースをコントロールします。
ディストーションセクション
ディストーションセクションは、サウンドに歪みを加えるエフェクトを付加するセクションです。
キャビネットエミュレーションも備えており、エレキベースの音作りはもちろん、シンセベースの存在感を高めたいときにも便利です。
モジュレーションセクション
モジュレーションセクションは、サウンドにゆらぎを加えるLFOを調整します。
LFOの変調周期のスピード、深さ、LFOの揺れ方に影響を与える波形の選択、ターゲットとなるポイントの選択が可能です。
ボイス・フィルターセクション
ボイス・フィルターセクションはボイスの切り替えとグライド値の調整、フィルター調整が行えます。
21種類のベースプリセット内蔵
21個のエレキベースとシンセベースのプリセットが収録されています。
システム要求
KONTAKTは必要ありません。
【プラグインフォーマット】VST, VST3, AU (AAX NOT supported)
【OS】
Windows 8.1 64-bit ~ Windows 11 64-bit
macOS El Capitan ~ Sonoma
【対応DAW】全ての有名DAW・Ableton・FL Studio・ Logic Pro X・Cubaseなど
【インストール方法】ダウンロード後、下記のフォルダにファイルを移動またはコピーすることでインストールできます。
Windows
- VST – copy/paste the extracted folder to: C:\Program Files\VSTPlugins
- VST3 – copy/paste the extracted folder to: C:\Program Files\Common Files\VST3
macOS
- VST – :Macintosh HD/Library/Audio/Plug-ins/VST/
- VST3 – :Macintosh HD/Library/Audio/Plug-ins/VST3/
- AU – : Easy Strings.component and Easy Strings.instruments to: Macintosh HD/Library/Audio/Plug-ins/Components/
※システム条件は掲載当時の内容となります。最新の対応状況の情報については販売ページ、メーカーページでご確認ください。
ダウンロードページ
FunkBassはリアルなベースプレイを表現するタイプの音源ではなく、レトロ系のファンクや80年代のポップスやダンスミュージック系で使われているようなサウンドという印象です。
リアルなベース音源のサウンドとは少し違ったエレキベースやシンセベースサウンドを鳴らしたい方におすすめです。
また、Kontakt不要で使えるので導入しやすいのも魅力。ベースサウンドのバリエーションを増やしたい方はチェックしてみてください。
FunkBass
※無料ダウンロードの他に寄付をした上でのダウンロードも選択できます。無料で入手する場合は、「Free」を選択してからAdd to cartに移動します。
FunkBass以外にもAudiolatryはフリープラグインが用意されているのでこちらも是非チェックしてみてください。
【画像出典】Audiolatry