Phase Fiasco「Annulus」は、フランスのモジュラーシンセサイザーメーカー・Mutable Instrumentsの物理モデリングレゾネーターモジュール「Rings」の物理モデリングエンジンをベースにした、ポリフォニックレゾネーター兼エフェクトプラグインです。
6種類の異なる共鳴/FMサウンドを生成でき、ベルや撥弦楽器のような有機的な音色をはじめ、幻想的なパッドサウンドなど繊細なディテールを持つサウンドを演奏できます。
アンビエント系をはじめ、印象的なイントロを構築したいときなど幅広く使える音源なので是非チェックしてみてください。
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Annulusの特徴
「Annulus」は、GUI上部に配置されている6つのモードを選択することで、各モードのサウンドを鳴らせます。
また、GUI下部には「MORPHE」「AIGLE」「NOTHROS」「TOPOS」の4つのマクロノブが用意されており、各セクションの下部のエフェクト名の上をマウスでドラッグすると、各エフェクトのパラメーターを変更・調整することが可能です。

これらの各エフェクトと6つのモードを組み合わせることで、非常に多彩なサウンドデザインが可能。
メーカー側が「テクスチャにこだわるサウンドデザイナーのために設計した」と明言している通り、有機的な共鳴や幻想的な空間表現を細かく作り込むことができます。
異なるサウンド特性を持つ、6つのモードを搭載
GUI上部に配置されている6つのモードを選択することで、各モードを切り替えられます。
- Morphosis:Ringsのオリジナルアルゴリズムをモデリングし、弦や金属の共鳴をシミュレートし、倍音の並び方を調整することで自然な楽器の響きからベルのような幻想的なサウンドまで作り出せるモード
- Sympatheia:複数の共鳴弦が互いに影響し合う「共鳴弦(Sympathetic Strings)」を再現した物理モデリングエンジン。厚みのあるユニゾンや幻想的な揺らぎを持つストリングスサウンドを生成できるモード
- Bathmos:Karplus-Strong方式を採用した物理モデリングエンジン。自然な弦楽器の響きから、不調和なベルのような金属音まで幅広いサウンドを生成できるモード
- Anomalia:FMシンセシスを採用したエンジン。周波数比や変調量を変化させることでマリンバやベルのような打楽器的な音色をはじめ、複雑で実験的なサウンドまで幅広く生成できるモード
- Donisis:共鳴弦モデルをベースにあらかじめ用意されたコード構成へ音程を自動的に合わせるエンジン。単音を弾くだけで豊かなコード感のある響きを生成できるモード
- Antron:Karplus-Strong方式の弦モデルに内部リバーブを組み合わせたエンジン。温かく広がりのある響きによって、パッドやアンビエントテクスチャに適した幻想的なサウンドを生成できるモード
Morphosis

Sympatheia

Bathmos

Anomalia

Donisis

Antron

以上が6つのモードの特徴です。
各モードのサウンドの美しさはアルペジオフレーズを演奏してみると分かりやすいと思います。
また、内蔵されているディレイとリバーブを活用すると、単音での演奏でも雰囲気のあるサウンドをデザインできるので、アンビエントミュージックや、劇伴、映像音楽、ヒーリングミュージックなどの制作にもおすすめです。
仕様・プラグイン動作条件
MacOS (Silicon/Intel) VST3 / AU
Windows VST3
ダウンロードページ
Phase Fiasco公式サイトで取得できます。取得の際、メールアドレスの入力が必要です。
また、無料で取得することもできますが対価を支払って取得することも可能なので、「tape fiasco」などPhase Fiascoの製品を愛用している方は検討してみてください。
現在のところ、期間制限なく無料配布中です。
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