「UltraBasic v2」は10種類の波形を備えたSampleScience社のフリーシンセプラグインです。
純粋でクリーンな波形を使ってシンプルな音作りができるのでシンセのサウンド合成の基本的な流れを知りたいという人や癖が無くベーシックなシンセサウンドを取り入れたい人にもおすすめです。
- シンプルでシンセサイザーの音作りができるシンセを探している
- 癖が無い波形から音作りをしたい
- ベーシックなシンセサウンドを自分好みにエディットしたい
UltraBasic v2
UltraBasic v2には、クリーンかつシンプルなノコギリ波、サイン波、方形波、三角波、6つのノイズ波形を含む10種類の波形を備えた1OSCのシンセプラグインです。
現代のシンセプラグインは複雑かつ多様な音作りができるものが多いですが、UltraBasicは非常にシンプルな設計なのが特徴。
余計な色味が最初から付いているのではなく、自分好みに音作りを進めることができます。
機能・特徴
- ノコギリ波、サイン波、方形波、三角波、6つのノイズ波形を含む10種類の波形
- ディストーション、ディレイ、コーラス、リバーブエフェクト搭載
- マルチLFO機能
- ハイパス/ローパスフィルター搭載
- 振幅範囲の制御
- 3つのボイスモード:ポリフォニック、モノフォニック、レガート
シンプルかつわかりやすい設計
UltraBasic v2は、1OSCにアンプエンベロープ、モジュレーション、フィルター、エフェクトといったシンプルな設計なので、一つ一つのセクションを調整していくだけでも音作りができます。
それぞれのパラメーターはノブを動かして調整するので、直感的に音作りができる点が魅力です。
波形を選択して、音の鳴り方を決めて、モジュレーションによる揺らぎ、フィルターによる減算処理を行うというシンセの音作りの基本的な流れを組んでいるので、シンセサイザーのサウンド合成の方法を知りたいという人にもおすすめです。
仕様・システム条件
【Mac】
・macOS El Capitan 以降
・Intelプロセッサ(i3 2.7 GHz以上)、4GB RAM(8GBを推奨)
・AU、VST、VST3
【Windows】
・Windows 8.1/10/11
・VST、VST3
【共通】
・13.9 MB の HD スペース
・2GHz クアッドコア CPU 以上、4 GB 以上の RAM
・64bit
※システム条件は掲載当時の内容となります。最新の対応状況の情報については販売ページ、メーカーページでご確認ください。
まとめ・ダウンロードページ
「UltraBasic v2」は現代的な派手でエッジのあるシンセサウンドを作るのは難しいですが、シンプルなシンセサウンドは得意です。
レトロ感のあるエレクトロニックミュージック、アンビエントやLofiサウンドでのパッドシンセなど癖が無いながらも、柔らかい質感のシンセサウンドを鳴らしたいときに活躍してくれます。
サウンドスケープのレイヤーサウンドの一つとして活用するのも面白いです。
シンセのライブラリを増やしたい方は是非お試しあれ!
●SampleScience「UltraBasic v2」
>> ダウンロードページはこちら
【ダウンロードについて】
- ダウンロードリンクからダウンロードページへ移動し、使用しているWindows および macOSに合わせたプラグイン形式を選択。
- 価格の入力フォームに「0」と打ち込み、ダウンロードボタンをクリック
- Eメールアドレスを入力してボタンをクリックするとダウンロードに進みます。
各プラグイン形式は個別でダウンロードする必要があります。(VSTとAUを両方ダウンロードしたい場合は2度ダウンロードする必要がある)
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【画像出典】samplescience