「Psytrance Bass」はFunction Loops社からリリースされているベースシンセ音源です。
サイトランスをテーマにしたシンセということで、トランス特有のタイトかつリズミカルなベースシンセサウンドが手軽に作成できるのが魅力です。
現在、Function Loops社公式サイトで無償配布中です。
Function Loops「Psytrance Bass」の特徴
- サイトランスやプログレッシブトランスなどのトラック制作に最適なベースシンセ音源
- Psytrance アーティストによってデザインされた40種類のプリセット内蔵
- グローバルボリュームとパンニング
- ADSRエンベロープ
- LFOモジュレーション
- キャビネットによる歪み
- フィルターモジュール
- グライド付きモノ/レガート/ポリモード
- 100%ロイヤリティフリー
Psytrance BassはシンプルなUIに機能がまとめられており、初めてでも直感的に操作できる設計です。
サウンドはオシレーターで波形を調整するタイプのシンセではなく、サンプリングされた素材をエディットするPCMタイプのシンセ音源となっています。
1-ADSRENVELOP
アンプエンヴェロープセクションです。音の立ち上がりや長さを調整するADSR(アタック/ディケイ/サスティン/リリース)が用意されています。
2-MODULATION
サウンドに時間的なゆらぎを加えられるLFOセクションです。
- SPEED:モジュレーションのスピード調整
- GAIN:LFOの音量
- WAV:LFOの揺れ方を決める波形を選択
- TRG:LFOを適用するターゲットを選択
- SRC:モジュレーションソースを選択
3-DISTORTION
サウンドに歪みを加えるディストーションを調整するセクションです。
ドライブ量、ゲイン、エフェクトのMIXを調整するパラメーターに加えてキャビネットで鳴らした音を再現するキャビネットエミュレーションも備わっています。
4-FILTER
フィルターセクションです。ハイパスとローパスの2種類から選択できます。
5-MODE
シンセのボイスを選択するセクションです。MONOの他にPOLY、LEGATOが選択できます。
GLIDEノブで音の移行の仕方を調整できます。
6-GLOBAL
Psytrance Bass全体の音量とパンニングを調整するセクションです。
7-PRESET BROWSE
プリセットの切り替えを行うセクションです。全部で40種類のプリセットが内蔵されています。
Psytrance Bassはサンプリングベースのシンセ音源なので、オシレーターで波形を直接切り替えたり、エディットすることはできません。
曲調に合わせてベースの音色を決める際にはプリセットを切り替えた上で、エンヴェロープやフィルター、モジュレーションを調整して音作りを行います。
システム要件
- Mac / Win対応
- プラグイン形式:AU / VST / VST3
※システム条件は掲載当時の内容となります。最新の対応状況の情報については販売ページ、メーカーページでご確認ください。
ダウンロードページ
「Psytrance Bass」はサイトランスやプログレッシブトランスでの使用をテーマにしたベースシンセ音源ということですが、トランス以外でもタイトなベースシンセのリフを聴かせたいときに活躍してくれます。
サウンドテーマが明確なシンセは持っていると何かと便利なので、ダンスミュージック制作をしている方はもちろん、シンセサウンドを扱う制作をしている方も、チェックしてみてください。
Function Loops「Psytrance Bass」
【ダウンロード手順】
- 上記リンクから製品ページへ移動
- ページ下部のFREE DOWNLOADをクリック
- 移動したページでメールアドレスを入力して送信
- 登録したメールアドレスにFunction Loopsからダウンロードリンクが記載されたメールが届きます。
- ダウンロードリンクから移動したページでZIPファイルをダウンロード
ダウンロードしたZIPファイルにはAU/VST/VST3のフォルダがMac/Win用で含まれているので、それぞれのファイルを指定のプラグインフォルダに移動します。
また、ダウンロードしたZIPファイルにはプリセットフォルダも同梱されているので、任意の場所へ保存し、プラグインを立ち上げたときに、指定することでプリセットも使用できます。
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