Image Line社「Sakura」は弦楽器、管楽器、打楽器の特性を再現した物理モデリングエンジンを用いたシンセサイザーです。ストリングスやピアノなどの音の発音をベースに新しい音を生み出すことに着目しています。
通常のPCM音源とは違い、楽器そのものを楽器の特性を作り上げることで再現されるサウンドはアイデア次第でオリジナリティのある表現はもちろん、幻想的なサウンドを作り上げることも可能。一般的なPCM音源とは違ったニュアンスの音を探している人は面白いと思うはず!
●Image Line Sakura Summer Sale (Exclusive)
【期間】2022年8月18日~8月31日
【開催ショップ】プラグインブティック
【セール内容】「Sakura」が40%オフで購入できるセール
・Sakura
【価格】通常 ¥12,450(税込) → 40%オフ ¥7,351(税込)
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Image Line「Sakura」の特徴
- 物理モデリングによって音を再現するPM(PHYSICALMODELING)音源のソフトシンセ
- 弦楽器、管楽器、打楽器の特性を再現した音作りが可能
- 5段階のプロセス「Hanami-Process」で音を作り上げる
- コーラス、ディレイ、リバーブ搭載
5段階のプロセス「Hanami-Process」 は、
- Contakt:弦の接触(インパルス)を発生させるセクション・ピックやハンマー、プラックやタップといった最初の音部分をシミュレート
- Vibration:弦の特性やテンション、位置、ダンピングといった箇所をシミュレート
- String interaction:複数の弦をミックスするなど相互作用をシミュレート
- Resonance:弦の振動をボディ・シミュレーターと相互作用させ楽器の材質や形状、サイズをシミュレート
- Acoustics:仮想の空間音響をコーラス、ディレイ、リバーブでシミュレート
といったように一つひとつに段階があります。
音自体は楽器をサンプリングしたものと違い、突っ込んだ音作りができるものの、リアルな音ではなく、ストリングスやピアノ、管楽器の音をゼロからシミュレートしながら、新しい音を生み出すというコンセプトにあるように感じます。
実際の音作りをしている動画がこちら▼
物理モデリング系のシンセは一般的なシンセよりも使いこなすのが難しい面はあるものの、その分、他のシンセとは違った音が作れるのが魅力。さらに細かな音のニュアンスを自分で調整していくので、繊細な表現をシンセで作りたいというケースにマッチします。
音作りはちょっと手間がかかるものの、プリセットも用意されているので、音を鳴らしてみて、パラメーターをいじっていくことで、より使い方がわかってきます。
プラグイン仕様
【対応OS】
Mac: OSX 10.11以降
Windows: Windows 7以降
【プラグインフォーマット】
VST2
まとめ・販売ショップ
Image Line社「Sakura」は一般的なサンプルベースの音源と違いリアルな音というよりも、弦楽器や管楽器、打楽器の特性をモデリングしながら新しい音を作るというコンセプトです。
そのため、リアルなピアノ音源を探しているという人ではなく、他では出せない面白い音、個性的な音を作りたいという人向けだと思いました!
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